リスティング広告は自社リソースを使って運用することもできるため、自社運用をしている企業もあるはずです。ただし、KPIが達成できなかったり思ったように成果が得られなかったりするケースもあるでしょう。今回は、どういったタイミングでリスティング広告の代理店に依頼すべきか考えてみましょう。
リスティング広告運用の自社リソースに限りがある
成果を獲得するためのリスティング広告運用のポイントは、正しく分析・改善を行うこと。運用当初のアカウント設計のままメンテナンスせずに運用を続けていても、思ったような成果は得られません。そうは言っても、自社リソースだけで徹底した分析・改善を続けていくことはなかなか難しいものです。なぜなら、自社リソースには限りがあるからです。
リスティング広告の代理店は常にKPIの達成を視野に入れ、分析・改善を行います。レポートから読み取れる数値のちょっとした上昇・下降なども見逃すことなく、即座に効果的なメンテナンスを行います。
自社リソースによる日々のメンテナンス効率や月次の分析・改善の精度が落ちてきたと感じた場合は、リスティング広告の代理店に依頼するタイミング。『リスティング広告の運用代行サービスを利用することで得られるメリット5選』の記事に代理店へ依頼するメリットをまとめていますので、参考にご覧ください。
KPIの未達・投資対効果が悪化してきた
リスティング広告の運用を継続していると、KPIが未達になったり投資対効果が悪化したりするケースもあります。そういったときも、リスティング広告の代理店に依頼するタイミングです。
アカウント設計やキーワードの選定が正しく機能していない場合、KPIの未達を引き起こしてしまいます。また、運用当初は高い投資対効果を得られていたとしても、さまざまな内的・外的要因によって、気づけば成果が悪化してしまっているケースもあります。
リスティング広告の代理店では、原因となるボトルネックを発見しスピーディーに改善。KPI達成に向けたメンテナンスを施します。例えば代理店のメンテナンスでは、『KPI達成に欠かせない！効果が出ないときのリスティング広告改善ポイントまとめ』のような点を意識して取り組みます。こちらも参考にご覧ください。
競合他社の参入で成果が悪化してきた
継続して成果を得られていたアカウント設計なのに、いきなり成果が悪化してしまうケースもあります。そういった要因のひとつに、競合他社の存在があります。
競合他社がリスティング広告の代理店に依頼している場合、高い精度で運用しているケースが多いもの。自社リソースだけで応戦することは難しいといえるでしょう。
リスティング広告の代理店はリスティング広告の技術だけでなく、さまざまな業界の情報にも精通しています。競合他社の動向を分析しながら勝てる運用を続けるためには、代理店のスキルは必要不可欠です。
今の代理店では満足した成果が得られない
既に代理店に依頼している場合でも、満足した成果が得られないケースもあります。そういった際は、自社の戦略にマッチしたリスティング広告の代理店に依頼するタイミングです。
運用を担当した実績数の違いや幅広い業界の運用経験があるかどうかなど、リスティング広告の代理店にも優劣はあります。どの代理店に依頼すれば自社の成果がアップするのかを見極めるのが重要です。
『リスティング広告運用会社・代理店を選ぶ際に押さえておきたいチェックポイントとは？』の記事では、代理店選びのポイントをまとめていますので、既存の代理店から切り替える際の参考にご覧ください。
成果の悪化を感じたら、まずは相談してみる
自社リソースで運用している場合、成果の悪化を感じるとアレコレとアカウント設計を変更してみたり、キーワードや広告グループを追加・削除してみたりと、焦ってメンテナンスしてしまうケースは多いもの。そういった自社での対応は、改善すべきボトルネックを見えなくさせてしまいます。最悪のケースではアカウントを改善するのが難しい状態に陥ってしまうことも。
KPI達成に向けたメンテナンスはかなりの専門知識が必要なだけでなく、高い運用スキル・運用経験が求められます。アートワークスのリスティング広告運用代行サービスでは、元Yahoo社員による広告ノウハウでお客さまのリスティング広告戦略をサポートします。
成果の悪化を感じたら、焦って自社対応するのではなく、まずは相談してみることをおすすめします。