こんなリスティング広告代理店は要注意!外注時のチェックポイント5選

自社にリスティング広告の運用スキルがない場合、広告運用を代理店に外注しなければなりません。しかし、自社にノウハウやナレッジがないと、優良な代理店かどうか見分けるのが難しいところです。今回は、こんなリスティング広告代理店は要注意! 代理店への外注時にチェックすべき5つのポイントについて解説します。

運用スキルではなく手数料の安さでアピールする

リスティング広告を代理店に外注する場合、運用代行手数料を支払う必要があります。できるだけ費用を抑えたいという思いから、ついつい手数料の安い代理店を選んだしまいがち。しかし、手数料の安さばかりに目を向けていて良いものでしょうか?

リスティング広告の運用には、さまざまなノウハウが必要なだけでなく、日々のメンテナンス作業や定期レポートの作成など、多くの作業が発生します。代理店としても質の高いサービスを提供するためには、必要な手数料を受け取る必要があります。

もし、手数料の安さばかりをアピールし、運用スキルやサービスの手厚さを語らない代理店の場合、運用面での細かな部分で手抜き対応される可能性も考えられます。「どれくらいのスキルを持っているのか?」「サービス内容は充実しているか?」についても、詳しく確認しましょう。

優良なリスティング広告の代理店を選ぶための手がかりとして、『リスティング広告運用会社・代理店を選ぶ際に押さえておきたいチェックポイントとは?』も参考にご覧ください。

広告主の言いなり?コンサルティング要素がない

リスティング広告の運用で成果を高めていくためには、専門知識だけでなく豊富な運用経験などが求められます。そのため、代理店がリードして改善を行っていくからこそ、KPIの達成や成果の最大化が実現できます。
一方、依頼主が指示した内容に対し「NO」と言わず、言いなりになってしまう代理店は、運用面での不安を感じてしまうことでしょう。

また、リスティング広告の運用を通じてどのように事業を拡大していくのか、コンサルタントとしてのアドバイスが欠如している場合も要注意です。リスティング広告の運用技術だけを頼りに、目先の数値改善に留まってしまうケースがあります。オンライン広告の専門家としての価値ある意見が提供されるか、見極めは重要です。

運用を依頼する際は、外注ならではのメリットを受けたいところ。『リスティング広告の代行を検討したい!メリットの多い運用会社が提供する3つの付加価値とは?』も参考にご覧ください。

良好な結果しかレポーティングされない

リスティング広告は運用型広告とも呼ばれるように、PDCAサイクルを回しながら成果を最大化していきます。そのため、短期的には特定の数値が悪化してしまうケースもあります。ただし、数値悪化の原因を特定し、KPI達成に向けて改善を繰り返すスキルこそが、代理店の手腕とも言えます。

一方、良好な数値結果しかレポーティングしない代理店もチラホラ。定例会や報告会を実施している場合、その場では良好な数値に満足できるかもしれません。しかし、悪化した数値やその改善策などが盛り込まれていないレポートでは、改善に向けたビジョンが確認できません。

「なぜ数値が悪化したのか?」「どのような改善策を実施するのか?」など、次月の運用に向けた報告が盛り込まれていないレポートには要注意です。

サイトコンテンツへの改善提案がない

リスティング広告は、アカウント設計や広告文の改善だけで成果を最大化できるものではありません。広告はあくまでサイトコンテンツへの流入窓口。受け皿となるWebサイトやランディングページにボトルネックがあるようでは、KPIの達成も遠のいてしまいます。

広告とサイトコンテンツのミスマッチを洗い出し、常に改善を行いながらコンバージョン率を向上させていく。広告とサイトコンテンツ双方への分析を行うからこそ、成果は高まっていくものです。

そのため、サイトコンテンツへの改善提案がない代理店は要注意。リスティング広告のノウハウは保有しているかもしれませんが、広告効果を最大化するためのトータルアドバイスが受けられない可能性があります。

広告効果を高めるためには、Webサイトやランディングページの改善が欠かせません。『リスティング広告代理店が教える「広告効果を最大化するためのランディングページ制作7つのポイント」とは?』の記事を参考に、サイトコンテンツを見直す重要性についても考えてみましょう。

リスティング広告以外の広告提案がない

オンライン広告の種類はリスティング広告だけではありません。検索連動型の広告以外にも、ターゲットへアプローチできる広告はいくつもありますし、目的に応じて最適な広告も異なります。

リスティング広告単体で広告戦略を組むのではなく、その他の広告との組み合わせでパフォーマンスを発揮するケースが多いもの。広告主のニーズに合わせて、どのような広告プランを組むのか。広告選定も代理店の腕の見せ所です。

もし、オンライン広告提案のバリエーションが乏しい代理店なら、運用を任せるのは要注意。さまざまな広告の特性を知り、ニーズに応じてプランを組んでくれる代理店かどうか、見極めは重要です。

ニーズに合わせた広告プランを提案するリスティング広告代理店

リスティング広告を外注する際に欠かせないのは、代理店とのコミュニケーション。依頼主としてのニーズを伝えるだけでなく、代理店主導のKPI設定や広告効果の最大化に向けた改善など、有機的なコミュニケーションが生まれるからこそ、その成果は高まっていきます。

アートワークスのリスティング広告運用代行サービスでは、元Yahoo社員による広告ノウハウでお客さまのリスティング広告戦略をサポートするだけでなく、お客さまとの距離を感じさせないコミュニケーションを心がけています。 「今の代理店での運用に不満を抱えている」「思ったような成果が出ない」「KPIがなかなか達成できない」といった悩みを抱えている方は、ぜひお気軽にご相談ください。