リスティング広告代理店が教える「広告効果を最大化するためのランディングページ制作7つのポイント」とは?

リスティング広告は自社媒体へと誘導する窓口。ターゲットの商品購入や資料請求に結びつけるため、ランディングページに遷移させることが多いのではないでしょうか。ただし、ランディングページ内にコンバージョンへのボトルネックがあると、広告効果の最大化が見込めません。そこで今回は、リスティング広告が教える「広告効果を最大化するためのランディングページ制作のポイント」をお伝えします。

まずは「行動キーワード」を理解する

リスティング広告は検索連動型広告とも呼ばれる通り、検索キーワードに連動して広告が表示されます。ということは、検索キーワードにユーザーニーズが含まれるということ。まずは、検索キーワードを「行動キーワード」と「情報キーワード」の2種類にわけて考えてみましょう。

行動キーワードは、「~したい」という目的を持ったキーワード。例えば、「化粧品 購入」や「一括査定 申込」など行動が伴ったキーワードです。一方、情報キーワードは、「化粧品 収納方法」や「一括査定 選び方」など、情報収集ニーズを伴ったキーワードです。

短期間で広告効果を最大化するためには、行動キーワードに絞ったランディングページ制作を意識することが重要。つまりは、ユーザーの行動を促すためのページ構成を意識することがポイントなのです。

ユーザーの行動を意識したファーストビューを設ける

行動キーワードからランディングページに遷移したユーザーは、「自分の目的が果たせるページか?」をファーストビューで判断します。そのため、「見積もり依頼」という目的を持ったユーザーに対し、ファーストビュー内で「見積もり依頼」のボタンを提示してあげます。

そうすることでユーザーは、「自分の目的が果たせるページである」と認識し、引き続きページを読み進めるか、場合によってはその場で見積もりアクションを起こすケースもあります。

ユーザーにとっての価値やベネフィットを伝える

商品やサービスの購入を促進するランディングページを制作する場合、機能や特性を訴求してしまいがちです。しかし、ユーザーがアクションを起こす決め手となるのは、ユーザーにとっての価値・ベネフィット。ポイントは、「機能・特性から生まれるベネフィットは何か?」を考えることです。

例えば、「一括見積りができる」という訴求はあくまで機能性。その先にあるのは、「お得な業者が見つかる」というベネフィットです。その点を訴求することがとても重要です。

また、前述のファーストビューで、「自分の目的が果たせるページである」と認識させることの重要性について触れましたが、行動キーワードから遷移したユーザーの中にも、比較・検討中のユーザーは含まれます。
そのため、「自分の目的が果たせるページである」と認識させるだけでなく、「ユーザーに対するベネフィット」「数値による実績の明示と権威付け」「どんな商品・サービスを提供しているのかが一目でわかる写真・グラフィックなどのビジュアル」を、わかりやすくファーストビューにまとめることも重要。ユーザーに余計な負担を強いることなくアクションにつなげることがポイントです。

比較・検討で選ばれるために比較基準を提供する

比較・検討ユーザーは複数の広告をクリックし、ランディングページをチェックしながら購入先・申込先を決定することでしょう。そのため、自社が選ばれる理由を考えなければなりません。それこそが、ユーザーにとっての比較基準です。

例えば、他社が「サービス利用の初回無料キャンペーン」を実施しているけれど、自社では同様のキャンペーン実施が難しいケースもあるでしょう。もし、「1ヶ月間使い放題の割引クーポン発行」が可能であれば、それを打ち出すことによって、自社ならではの比較基準を提供することができます。

ユーザーがどういった比較基準で行動アクションを起こすのかを事前に把握し、自社を選んでもらうための比較基準を提供することがポイントです。

不安解消でアクションへの心理障壁を取っ払う

購入や申込アクションを促すためには、ユーザーにとっての心理障壁を取っ払ってあげることも重要です。不安を解消してあげることが、アクションの背中を押してあげることにつながるからです。

申込後の流れ」「お客さまの声」「FAQ」は必須といえるでしょう。ユーザーはそれらの情報をチェックしながら、自身の中に潜む不安を解消し、アクションを起こします。ユーザーにとってどういったポイントが心理障壁になるのかを洗い出し、ランディングページ内で解消してあげるようにしましょう。

“今”アクションを起こす理由を提示する

比較・検討中ユーザーには、”今”アクションを起こすべき理由を提示することで、その場で購入・申込するための背中を押してあげられます。

期間限定」や「キャンペーン中」という時間的制限を設けてあげることで、ユーザーにとって”今”アクションを起こす理由につながります。また、「返金保証」などで心理障壁を取っ払ってあげることも購入・申込の促進につながります。

スマートフォン版のユーザビリティを意識する

昨今のユーザーはスマートフォンを利用してランディングページを閲覧するケースが圧倒的に多いもの。そのため、スマホ版ページのユーザビリティへの配慮は必要不可欠です。

例えば、電話で購入や問い合わせができる商材・サービスの場合、ユーザーが電話番号をタップしてその場で電話がかけられるよう配慮しなければなりません。

また、スムーズにページが表示されるよう、スマホ版に最適化したデザインはもちろんのこと、ページの読み込み速度への配慮も欠かせません。

ランディングページ制作も相談できるリスティング広告代理店

リスティング広告とランディングページは密接な関係にあります。どれだけリスティング広告のアカウント設計を緻密に行ったとしても、ランディングページにコンバージョンへのボトルネックが存在していては、効果が最大化できないばかりか、機会損失にもつながってしまいます。

そのため、リスティング広告とランディングページの双方のノウハウを持ったリスティング広告代理店へ依頼することが、広告効果を最大化するためのポイントといえます。ターゲットの流入窓口である広告部分と、商品購入やサービス申込につながる刈り取り部分の両方の精度を高めて行けるからです。

アートワークスのリスティング広告運用代行サービスでは、元Yahoo社員による広告ノウハウでお客さまのリスティング広告戦略をサポートするだけでなく、広告効果を最大化するためのランディングページ制作もお手伝いいたします。 「KPIが達成できない」「コンバージョン数が伸びない」「ランディングページを改善したい」といったお悩みを抱えている方は、ぜひお気軽にご相談ください。

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