SNS広告初心者必見!リスティング広告代理店が教えるSNS広告の基礎知識

多くのユーザーがインターネットを通じて発信者となった昨今、Webプロモーションにおいてソーシャルメディアの存在は無視できません。日常の様子を投稿したり著名人の行動をチェックしたりと、日に何度もSNSにアクセスするユーザーも多いことでしょう。

今や情報収集スタイルも変化を遂げ、検索エンジンを利用せず、SNSで情報を収集するユーザーも増えています。そのため、Web広告の戦略を組む際も、SNSへのアプローチは欠かせません。今回は、SNS広告初心者が押さえておくべき基礎知識を解説します。

Facebook広告

Facebookは実名利用を基本としたSNSで、2017年9月における月間ユーザー数は2,800万人とされています。実名を登録して利用するFacebookでは、リアルに近いコミュニケーションが形成されているのも特徴のひとつです。

Facebookには、氏名はもちろんのこと、年齢・性別・住所などの個人情報、職業や興味関心といった情報も登録されているため、精度の高いターゲティング広告が配信できるのが強みです。

Facebook社がサービスを提供しているマーケットプレイス、メッセージの送受信を行うメッセンジャー、他にもオーディエンスネットワークに登録されているアプリやWebサイトに広告が配信できます。

主な課金形態は、クリックごとに費用が発生するクリック課金(CPC)、ユーザーの画面に広告が表示された回数1,000件あたりの単価をベースとしたインプレッション課金(CPM)、他にもアプリのインストール課金(CPI)、ページに対するエンゲージメント課金(CPE)、投稿に対するエンゲージメント課金(CPE)、動画の再生(CPV)などがあります。

Instagram広告

若い女性のユーザーが圧倒的に多いInstagramでは、2018年11月時点の月間ユーザー数が2,900万人とされています。写真や動画をアップロードして楽しむInstagramは、ビジュアルを通じたコミュニケーションが特徴です。

Facebookの子会社であるInstagramの広告はFacebook同様、高いターゲティング精度を誇ります。また、Instagramのタイムライン上やストーリーズ上に、写真や動画形式で広告出稿できるのが特徴です。

Instagram広告では利用者の多い10~20代女性の興味・関心が強いアパレル・美容・旅行関連での広告戦略と親和性が高いと言えるでしょう。

主な課金形態は、広告が1,000回表示されるたびに課金されるCPM課金、広告がクリックされるたびに課金されるCPC課金、アプリがインストールされるたびに課金されるCPI課金、動画が10秒以上再生されるたびに課金されるCPV課金などがあります。

YouTube広告

動画といえばYouTubeと言われるほど、インターネット利用者の多くが利用する動画サイトがYouTube。2018年12月時点での月間ユーザー数は6,200万人とされています。

YouTubeは動画を媒体とした広告が配信できるのが最大の特徴。動画視聴中のユーザーにアプローチできるため、ターゲットの興味・関心を引きやすい広告と言えます。また、Googleと連携したサービスでもあるYouTubeは、Googleが提供しているサービスを通じて多くの広告掲載面に広告出稿できる点も特徴のひとつです。

主な課金形態は、ユーザーの30秒間視聴、または30秒経過する前に広告を操作した場合に課金されるインストリーム広告(CPV)、検索結果でユーザーがサムネイルをクリックし動画広告を視聴した場合だけ課金されるディスカバリー広告(CPC)、1,000回の広告表示ごとに課金されるバンパー広告(CPM)、動画広告の面積の50%以上が2秒以上視聴された際に課金されるアウトストリーム広告(CPV)などがあります。

ただし、インストリーム広告では、30秒が経過する前にユーザーが広告をスキップした場合、課金されることはありません。また、30秒未満の広告の場合は、最後まで視聴されたタイミングで課金が生じます。

Twitter広告

Twitterは140文字の短いテキストの投稿が中心のSNS。テキストだけでなく画像や動画などもアップロードできるため、気軽なコミュニケーションを楽しむことができます。2017年10月時点の月間ユーザー数は4,500万人とされています。

Twitterの広告形態は画像や動画を活用します。Twitterの特徴でもある拡散(リツイート機能)を活かした効果を得られるのが強みです。また、基本的に課金は一次拡散(Twitter広告のリツイート)だけに発生し、二次拡散が進めば広告コストの費用対効果が高まるのがTwitter広告のメリットです。

主な課金形態は、広告の表示数で課金が発生するインプレッション課金(CPM)、「返信・リツイート・いいね」など、ツイートのエンゲージメント数で課金されるエンゲージメント課金(CPE)、アカウントがユーザーからフォローされると課金されるフォロワー課金(CPE)、リンクのクリック数とWebサイトカードのクリック数で課金されるWebサイトのクリック数とコンバージョン(CPC)、アプリのインストール数やアプリのクリック数で課金されるアプリのインストール数または起動回数(CPI)などがあります。

また、動画の50%以上が画面に表示された状態で2秒経過した場合、もしくは動画の拡大表示・ミュート解除の操作を行った場合にカウントされる動画再生あたりの課金(CPV)や、動画全体が画面に表示された状態で3秒経過した場合、もしくは動画の拡大表示・ミュート解除の操作を行った場合にカウントされる3秒/100%表示再生あたりの課金(CPV)などがあります。

LINE広告

他のSNSに比べると国内ユーザー数の多いLINEは、日常のコミュニケーションツールとしても活用されるSNS。幅広い年代層、男女問わず利用されているのがLINEは、アクティブ率が高いためユーザーの広告閲覧機会が多いのが特徴です。

LINE広告では、LINE Ads Platformと呼ばれるLINE NEWS・LINEアプリのタイムライン・LINEマンガなど、LINEが提供している各種サービスの広告掲載面に広告配信が可能です。ユーザーの登録情報やスタンプ購入履歴、LINE公式アカウントやLINE@の友だち登録履歴など、さまざまな情報をもとにしたターゲティングも強みのひとつです。

LINE Ads Platformの主な課金形態は、画像バナーやテキストによる広告をクリックして、リンクされたページにジャンプした時点で広告料金が発生するクリック課金。広告の表示回数で課金されるインプレッション型課金はなどがあります。インプレッション型課金では、広告1,000回表示あたりのコストで課金されます。また、静止画像広告はクリック課金、動画広告はインプレッション型課金となります。

SNS広告にも強みを持つリスティング広告代理店アートワークス

今やWebを活用したプロモーションで成果を獲得するには、SNS広告を視野に入れた広告戦略の立案は欠かせません。ただし、それぞれのSNSには利用者層の違いや得意とする分野が異なります。どのSNSにどういった広告を配信すれば効果が得られるのか、専門知識がないと判断が難しいと言えるでしょう。

アートワークスのリスティング広告運用代行サービスでは、元Yahoo社員による広告ノウハウでお客さまのSNS広告をサポート。もちろん、SNS広告だけでなく、リスティング広告・ネットワーク広告など、総合的な広告プランでお客さまのKPI達成をサポートいたします。

「SNSで広告配信してみたいけれど知識がない」「どのSNSメディアで広告配信すれば効果が得られるのか分からない」「リスティング広告以外にも広告配信してみたい」といった悩みやニーズを抱えている方は、ぜひお気軽にご相談ください。